今回は、四谷大塚の実施した全国統一小学生テスト(2020/11/3)の小学5年生の「偏差値-点数表」、出題内容についてです。
「偏差値-点数表」は、目標の偏差値に届くには、どの位の点数を取ればいいかの参考のために書いてみました。(「偏差値-点数表」は、子どもの模試の結果を元に計算しました。)
【偏差値-点数表】
偏差値 点数
75 449.8
72 430.2
70 417.2
65 384.7
60 352.1
55 319.6
50 287.0
(平均点/満点)
算数 92.5/150 国語 79.2/150
理科 58.0/100 社会 55.3/100
(4科目受験者数)28207人
(3科目受験数) 28781人
1.算数
○計算問題
○短文の文章題
(直方体を2個組み合わせた立体の体積、4人の身長データから平均身長を計算、四捨五入、最小公倍数、長方形の一部を折り返してできた角度、比の基礎など)
○立方体を5つ組み合わせた立体の辺の数、頂点の数
○3種類の商品A,B,Cがある。それぞれ1個づつ買ったとき、お金は320円不足。A,Bを1個づつだと80円余った。Bは、Cよりも230円高く、Aの3倍より30円高い。お金はいくらだったか。
○2ケタの整数A,Bがある。最大公約数は7。A+Bで最小となる数は?
○大きな正三角形の中に書いた、大きさの大きさの異なる正三角形の図形がある。そのうちの斜線部分面積。
○2つの数字を書いて、そこから一定の規則に基づき、数を増やしていく時にどうかるか。
○三角形、四角形の合同
○1~30までの整数が書いてある箱が30個ある。それぞれの箱には、整数の数だけ、ボールが入っている。全ての箱について、書いてある整数を2で割って、割り切れた箱からはボールを1個取り出す。次に、3で割って、割り切れた箱からボールを1個取り出す。4で割る、5で割る、・・・と繰り返した場合のどうなっていくか。
〇同じ大きさの立方体3個を組み合わせた立体について、正面から見た面積、ある部分の長さ、まわりから見た場合の面積の合計。
2.国語
○漢字、外来語(ジレンマ、モラル、ユートピア等)、2字熟語の組み立て、
ことわざ
○物語文・大問1問
中学生の野球部の部活で、理不尽に下の学年をしごく同学年の他の部員のやり方に反発する男の子の心情を問う問題。
○説明文・大問1問
日本の森林が、生物や土、水などが太陽エネルギーを元にして、良い循環をしているおかげで、都市の住民が水を飲めるし、稲作もなりたつなど、私たちの生活の土台を支えているとの説明文についての問題。
3.理科
○太陽の動き、モンシロチョウの冬越し、人体における関節の作り、星座早見の使い方、電池の並列つなぎの場合の電池の寿命
○メダカについて、オスメスの見分け方、1日のうちの産卵の時間帯、産卵条件を実験結果から推測、卵と親を一緒にしない理由
○天気に関して、雲の動き(西→東)、積乱雲の形、季節ごとの典型的な気象図、空気の温度低下に伴い水蒸気が液化して水滴になる場合についての問題
○磁石に関して、針に磁石をくっつけた場合に針のどちら側がN極になるか、針にN極を一定方向にこすった場合に出来る磁石についてN極はどちらになるか、丸い表裏がN極S極になっている磁石を複数個縦に重ねた場合の状況
4.社会
○大陸、海洋の名前、南端・北端の島の名称、韓国の場所と国旗
〇季節風と雨との関係、沖縄の気候の特色、台風への備え、地図の読み取り
〇レタスについて、写真選択、1日のうちの出荷時間、レタスの育ちが悪い時値段がどうなるか、群馬県の特徴と形
○米作りについて、庄内平野、北海道の米作りの広がりの図の読み取り、中干しの作業の目的、脱穀機、トラクター、田植え機、農業人口の表をグラフで表すとどうなるか、最も作付面積の多い品種、米袋の表示の読み取り、無洗米と「ぬか」の関係、米の生産量・消費量のグラフの読み取り
今回は、ここまでです。