「4月生まれが、一番いいよね。」
と、ピヨ太が言いました。
「どうして?」
「だって、同じ人なら年齢が上がるほど、足も速くなって、勉強もできるようになって、背も高くなるから、色々と有利でいいなあ。」
なるほど。
現役小学生(当時の話です。今は中学生)のピヨ太は、そんなふうに考えるんですね。
4月生まれのおばばのお母さんは、時々こう言っています。
「学生時代のお友達と会うと、私が一番年上でイヤ。特に大台にのった時は、意識してしまって悲しい。」
おばばのお母さんの年代ですから、今さら、お友達との月齢差なんて関係ないかもしれませんが、やはり女性はいくつになっても、年齢は気になるものですよね。
そう言えば、おばばが小学校高学年の頃、4月生まれのお友達が、こう嘆いていました。
「〇〇君(好きな男の子)より年上なのが悲しい。」
高学年のピヨ太なら、この女子の気持ちも分かるのでは?と思い、話してみると・・。
「えーー? そんなのが悲しいの? 数カ月しか変わらないのに? なんで?」
と、不思議そうな様子。
う~む。やはり、ピヨ太には女心は難しいようです。
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先日、小学校で個人面談がありました。
コロナ休校明けに1度目があったのですが、新しく赴任されたばかりの先生で、まだ子ども達一人一人の様子よりも、全体的な説明がほとんどでした。
今回は、数カ月のクラス運営を経ての面談。
ピヨ太の学校での様子を、色々と教えて頂きました。
「それ、どちらのお子さんですか?」
と聞きたくなるほど、たくさん褒めて下さり、ピヨ太が外ではとても頑張っていることが分かりました。
その中で、
「ピヨ太君は、とても素直なお子さんですね。まだ反抗期はきていないでしょう?」
と聞かれたのです。
「反抗期!?まだなのでしょうか?」
おばばは、少し考えこんでしまいました。
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仁義なき戦いのゴングが鳴るのは、「勉強するしない」の争いの時が多いようです。
確かに、勉強するしない問題以外では、いつも明るく素直なピヨ太。
中学受験の学習の負荷が、子どもの精神的な成長を早めて、「反抗期」のスイッチを押すと聞いたことがあります。
おばばは今、ピヨ太の「反抗期スイッチ」を押しまくり中なんでしょうか?
また、一方で思い出したことがあります。
四谷大塚の全統テストの結果を受け取りに行った時、お話をして下さった先生が、
「男の子は幼いので、最終的に6年生の2月1日までに精神的な成熟が追いつくか否かが、国語の出来を左右する。」
と仰ったんですね。
これらを踏まえると、
反抗期が訪れて精神的な成長をとげ、国語の点数が上がる
VS
まだ反抗期ではなくて素直だが、国語の点数は上がらない
の二択になってしまうのでしょうか?
そうなると、どちらが良いのでしょう?
これは、難しい問題です。
今回は、ここまでです。