今回は、2021年2月1日に行われた開成同日模試の感想・算数編です。
今日、おばばも取り組んでみたので、5年生の学習でどこまで取り組めるのか、感想を書いてみようと思います。
大問が3問で、最初の大問1は、それぞれ別の小問4つになってます。
大問1(1)は、2021年2月1日が月曜日なのを元に、2121年2月1日の曜日を答える問題。
難易度的には高くはなく、5年生でも正答可能な問題となっています。
日数を最終的に7で割って余りが何かで曜日を決定するのですが、日数計算の時に、植木算の時にも気をつけるべき、両端の日を入れるか入れないかに注意しないと間違えてしまいます。
ちなみに、ピヨ太は「うるう年」を考慮せずに回答してました。(@_@)
5行にわたって「うるう年」の説明があるのに、なんで読み飛ばすのでしょうか。
本人の様子を考えると、受験時にはだいぶ緊張してたようなので、そのせいかもいれません。
大問1(2)、(3)は開成としてはかなり簡単な問題なので、5年生としては正解したい問題です。
大問1(4)は、(1÷9998)の割り算です。
おばばも小数第48位までの計算を2回やってみましたが、とても大変な上、計算間違いのようで正答できませんでした。
9998×8とかは、(8000ー16)=7984
というように暗算でやらないと時間もかかるし、間違えやすいのですが、それでも大変です。
大問2は、立体図形の切断による体積です。
(1)は単純な三角錐の体積。5年生でも正答できると思います。
(2)は、立方体から、いくつかの三角錐を引いて求めるのですが、立体図形の問題に慣れていない場合は、5年生では困難と思います。
(3)も、立方体からいくつかの三角錐を引いて求めると思うのですが、難しくておばばは諦めてしまいました。
大問3は、一定のルールで進むカードゲームの結果や、結果から最初のカードを推理する問題です。場合の数的に、ありえるパターンを論理的な条件整理をしながら考える問題です。
カードゲームのルールが複雑なので、これを頭に入れるのに苦労があります。
(1)、(2)は、頑張れば5年生でも正答可能な問題です。
(3)は条件整理を地道に行うのですが、5年生では厳しいかも。
(4)、(5)は頭がつかれて、取り組むのをあきらめました。
全体を通してみると、5年生の対処方針としては、次の問題に時間を投入。
大問1(1)、(2)、(3)
大問2(1)
大問3(1)、(2)、(3)
そして、余った時間で、(1÷9998)の小数48位を頑張ってみる。
そして、それ以外の問題は大胆に捨てて、解き方の分かる問題に全ての時間を投入する
といったところでしょうか。
でも、実際の開成同日模試で、60分の中では問題の取捨選択も本当に難しいと思います。
おばばも2時間くらい取り組んでみた上で、こんな方針でいった方が良かったと後付けで考えただけなので。
今年の開成中学の入学試験で、こんな大変な問題に取り組んだ受験生の6年生は、本当に立派だと思いました。
今回は、ここまでです。