今回は、まさかの不合格2連続の直後に、まさかの難関校合格に導いた塾講師の話です。
数年前の東京の受験生Aくんの話が、ネットで紹介されていました。
1月の1校目埼玉の中学の受験は、「持ち偏(持ち偏差値)」より3低い、合格率80%校。
塾側は、「合格だろう」と思っていたら、まさかの不合格。
塾講師が確認してみると。
Aくんは、問題読み間違いなど信じられないミスを多発してました。
「試験が始まったら、頭が真っ白になってしまって。。」
続いて、2校目の受験は、塾側のアドバイスもあり、
「持ち偏」より10低い安全校である千葉の学校。
しかし、またもや、まさかの不合格。
塾講師は「さすがにおかしい」と思って、Aくんによく聞いてみると。
受験日の朝、母親はAくんに問題集を解かせ、できないと、
「こんなんじゃ、受かるわけない!」と怒鳴っていたようです。
年明け位から、普段は声を荒げることのなかった母親に、そうやって追い詰められていて、受験直前の朝も、そんな感じ。
塾側は、母親に頼み込んで、2/1の第1志望校は、Aくんの自宅からすぐだったこともあり、Aくん一人で受験会場まで行ってもらい、そこで、塾の先生から激励。
笑顔で受験に。
そして、「持ち偏」より「4」高い、挑戦校である第1志望校に合格したそうです。
良かったですね。
小学6年生は、精神的な動揺で実力が十分発揮できないことはよくあるそうです。
また、精神状態が良ければ、100%の力を出すことも。
親としても、追い詰められる気持ちを子どもに見せずに、落ち着いた笑顔で子どもと向き合う演技力が必要と書いてありました。
そういえば、「2月の勝者」でも、黒木先生は、「親が女優、俳優になることが重要」といったような内容を喋ってましたね。
子どもを追い詰めても、悪い影響しかないのでしょうから、受験学年である6年生の親として、このエピソードをしっかり念頭に置いておこうと思いました。
おばばも女優になろうと思います。
ちなみに、このエピソードは、プレジデント・オンライン(20210/3/13)に掲載されているので、関心のある方は、見られてはいかがでしょうか。
今回は、ここまでです。