日能研の学校説明会「私学のナカミを知る会」の、西大和学園の回に、Zoomで参加しました。
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西大和学園は、奈良県の併設型中高一貫校。
中学から進学した生徒と、高校から入学した生徒が、混合しない学級編成です。
1986年に高校が開校し、2年後に中学校が開校。
以前は男子のみの中高一貫校と男女共学の高校の併設型でしたが、2014年度より現在の共学の併設型中高一貫校になりました。
【首都圏入試について】
去年度の首都圏入試は、東京国際フォーラムで行った。
今年度は、ベルサール神田で予定している。
コロナ感染予防で、去年は、3人掛けの机に2人着席。間に、透明の仕切り版を置いた。今年も、精一杯の対策をします。
入試問題は、学校からのメッセージです。とても面白い内容なので、楽しんで受けて下さい。
試験日の2日後に結果発表があり、各科目の点数も発表するので、入試の練習として受けるお子さんが多い。
首都圏入試で、日能研から合格するのは、例年30~40名。実際に入学するケースは稀だという事です。
ぜひ、第一志望で入学してほしいとおっしゃっていました。
【教育・寮について】
英語教育に力を入れている。
小学校までは英語をしていなかった子で、高2で準1級25名、1級1名合格した。
きめ細やかに、生徒を見ている。
去年度は、東大76名、京大63名、国公立大医学部医学科74名合格。
男子寮のみ。
タイムスケジュールに従って生活する。学習の時間は3時間。学習監督は、教員が日替わりで行っている。学習室で学習する。
(西大和学園HPより)
質疑応答の中で、先生方が学校生活について触れていました。
中2生は、全員で富士山頂まで登山をするそうです。ある年は、9分目まで昇ったところで天候が悪くなり、リタイア。悔しくて泣いた生徒さん達もいたそう。その後、有志(かなりの人数でした)と先生で、再チャレンジ。無事に山頂までの登山を果たし、感極まったそうです。
学習面では、自然に教え合う姿が見られるとか。みんなで一緒に受験を乗り越えていこうという雰囲気があるそうです。あまりに日常の光景なので、聞かれるまではあえて話す必要を感じなかったと話されていました。
また、印象に残ったのは、高1の海外探求プログラム。
インド、中国、ベトナム、カンボジアの中から、それぞれ選んで行くとのことでした。
インドを行く学校は少ない。中国では、上海、深センでデジタル社会を体験、ベトナム・カンボジアでは格差を知る、等の説明でした。
限られた時間の中では、入試や進学についての情報ばかりになってしまうが、西大和学園はたくさんの行事があって、生徒が楽しく過ごしている学校。学習面では、実体験を大切にしている。
今後の説明会では、ぜひそういったこともお伝えしていきたいと、おっしゃっていました。
【今後の学校説明会】
7/25(日)
西大和学園を理解するための学校説明会
10/31(日)
サテライト入試受験予定者のための学校説明会
1/7(金)予定
2022年度西大和学園中学校入学試験
上記、すべて【ベルサーチ神田】にて実施
HPの情報から。
★スーパーサイエンスハイスクール指定校
中学では実体験、高校では生徒とが自らテーマを設定して研究していく過程をサポートしているようです。
★スーパーグローバルハイスクール指定校
国際教育や英語学習にも力を入れていて、様々な留学制度があります。中3生全員、12日間の語学研究。模擬国連にも参加。
今回は、ここまでです。