先日、夏休みの家族の旅行計画について、話し合っていると。
「いつか、友達と旅行に行ったりしてみたいなあ。」と息子が言いました。
ちょっとびっくりして、というのも、先日初めて、お友達と休日にお出かけしたりもしたので、なまじ非現実的な希望とも思えず、ギョッとしてしまった次第です。
「まだ中学生だから、早いよね。」
と、とりあえず。
そんな気軽に言ってくれるけど、だいたい旅行がいくらかかるのか知っているのかなあ。
コロナ禍だから、どうなるのか分かりませんが、そのうち部活の合宿なんかもあったりしますよね。
それはまあ、いいとして、友達との旅行だなんて。
なんて、おじじに話してみたら、「高校生の時に友達と旅行に行ったっけ。」という話が出てきました。
お小遣いを貯めて、高2の夏に、青春18切符を買って、電車で寝泊まりしながら、北海道まで鉄道でまわったそうです。
なるほど。
男の子は、高校生くらいになったら、そんなふうに旅行することもあるのかあ。
息子もだんだんそんなお年頃になってきたということで、覚悟をしておいた方がいいのかもしれません。
それで、息子のお小遣い問題についてです。
まわりのママ友と話してみると、「必要なものは、全て買ってあげている。」と話す方が多いです。
かくいう我が家もそう。
息子は、お小遣いは貯めっ放しで、ほとんど使ったことはないんじゃないかなあ。
我が家のお小遣い事情を書いてみますと。
月額は。
小学生のうちは、学年✖100円でした。
中学生になってからは、お友達とのつきあいや、欲しいものも色々出てくるだろうしと、3000円にしました。
それも使わずに、貯金しているようです。
親世代と比べると、息子の欲のなさ、というか金銭感覚の薄さのようなものを感じます。
一つには、「必要な物は全て買ってあげている」ということもあるでしょうし、もう一つには、交通系ICカードの存在があるかもしれません。
おばばが子どもの頃は、お小遣いを貯めて何かを買うのが楽しみでしたし、必要になったお金を出してもらう時にも、親に頼んで現金で受け取っていました。
今は、コロナ禍でICカードでの買い物が普及し、もともと現金派だったおばばも、現金で払うことはめったになくなりました。
息子はというと、小学生時代のICカードを、中学進学時に手続して使えるようにして、そのまま使っています。(手続しないと、残金があっても、6年生の3/31で使用不可となります。)
そこに通学定期も入れていますし、優しいおじじとおばばが、息子が困らないようにチャージもしておきます。
まだ学校帰りに、どこかへ遊びに寄ったり、友達と食べたりということはないようですが、そのうちにICカードで「ピッピッ」とするようになるんでしょうか。
どこまでが、「必要な物」として親が出してあげるのか、どこからが息子がお小遣いからやりくりするべきなのか、一度話し合ってみようかなと思っているところです。
今回は、ここまでです。