6年生になって。
過去問演習が始まって。
難しくて、もうピヨ太の勉強を見れなくなりました。
まさか小学生の子どもの勉強が見れなくなるなんて、本当に情けないのだけど、見れないのです。
今のピヨ太の勉強量も、何だか半端なくて。おばばの大学受験の時より、やっているかもしれないです。
最近、思うのです。
中学受験、もうこれ以上難しくできないんじゃないの?
人類の12歳の限界に近づいてるんじゃないの?
世界中の中学受験で、これより難しいものあるの?
いや、もう明らかに難しくなってます。
ちょっとおかしなくらい、難しくなってます。
算数はもはや、訳わからない問題を意味が分からないスピードで解いています。例えば、順列・組み合わせの問題では、実質的にコンビネーション(C)とかパーミテーション(P)を駆使する力が求められているけど、昔で言えば高校数学で習った内容ですよね!?
「そんなに変わらないでしょ。昔だって、難しかったよ。」
と、おじじ。
「いや、絶対、今の方が難しいって!」
と、おばば。
おじじ:「じゃあ、30年前のやつ、ピヨ太に解かせてみる?」
おばば:「いいよ。でも、そんなのあるの?」
おじじ:「あるよ。」(「HERO」のバーのマスター風で)
と、ごそごそやって、ピヨ太の志望校の30年前の入試問題を出してきました。おじじの机の引き出しは四次元ポケットかい。
ピヨ太が、やってみると。
算数、10分余らせて、満点でした。
もちろん、勿論ですが!
最近の過去問で、こんな事は絶対にあり得なくて、いつも打ちひしがれています。
口が開いたまま塞がらないおじじ。
なぜか、ちょっとドヤ顔になるおばば。
「これ、本当に〇〇(志望校)の過去問なの?」
と、不思議そうなピヨ太。
おじじ:「そうだよ。どうだった?」
ピヨ太:「模試の問題みたいだった。」
ここで、ちょっと悲し気になるおじじ。
「あ、でも、模試の最後の難しい大問2問が続く、みたいな。」
と、あわてて付け足す、小6。
と、ここで思い出したものは。
国語の練習として、色々な学校の過去問をやっているのですが。
先日、取り組んだのは、2021年の独協中学の物語文。
元料理人で、今は家で家事全般をしている男性が主人公。妻を亡くした友人(男)と、その息子(小6)と、一緒に3人で暮らしています。
いや、何か色々複雑です。
ある日、主人公の恋人の女性が家に来て、夕食のハンバーグを作ってくれました。でも、ハンバーグの形にならず、炒めた挽肉状態に!
「大丈夫だよ、食えるよ、充分。」
と言う主人公の隣で、友人の息子(小6)は、一生懸命うなずいてくれます。
気を遣える小6男子。
そこへやってきた、友人(小6男子の父)が、料理を見て。
「あれ?ハンバーグじゃなかったんですか?予定変更?これは何ていう料理なんです?」
恋人にいいところ見せようとして作ったはずのハンバーグが炒めた挽肉になっちゃって、恋人の友人に嫌味ではなくて素でこんなこと言われちゃってる、この女性の気持ちの分かりみがすごいわと思って、ちらと作者をチェックしたら、鷺沢萠さんで、何だかグッときてしまいました。
その後、主夫してる主人公だって「フツー」だし、料理苦手な主人公の恋人の女性だって「フツー」だし、フツーじゃないって何なんだみたいな会話をしていたりして。
こんな物語文出しちゃう男子校、素敵です。
何を書いているのか、訳が分からなくなったついでに。
今夜7時、「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」に、SKY-HIさんが出ます。
SKY-HIさん(日高光啓さん)。
実は、今まで、おばばはあまりよく知りませんでした。
AAAのメンバーとして活躍されていた方なんですね。
それが、コロナ禍で、自宅(実家)からのワンマンライブをテレビで行い、「会社作ります!」「世界を目指せるボーイズグループを作ります!」と、宣言。
NiziUのオーディションを見ていて、優れた人材が日本の芸能界に居場所を見いだすことができずにK-POPへ流れる現状への危機感を感じられたとのこと。
それにしても、自費1億円を投資しての、オーディション!?
最初はどうなるのか、半信半疑でした。
参加者から15人に絞って、1カ月の合宿に連れて行って、寝食を共にして。
審査では、誰よりも喜んだり踊ったり、感動したり、涙ぐんだり。
一人一人に的確なアドバイスと賞賛を送って。
脱落者を出す時は、自分も傷ついて。
一つの成功を収めた人の、新たな挑戦。
誕生したボーイズグループ「BE:FIRST」は、11/3にデビューするとのこと。
K-POPが圧巻しているボーイズ(ガールズも)グループの世界で、日本発の存在感を示してくれたらいいなと、応援しています。
SKY-HIさんが、オーディション合宿への思いを綴った歌です。
オーディションでは脱落して、現在は練習生となっているレイコさんが一緒に歌っています。
今回は、ここまでです。