今回は、米国のファーストレディ、メラニア夫人はどのような考え方を持っているのか? についてです。
(©Vogue Japan)
週刊エコノミスト(2025/2/11・18号)に記事が載っていたので紹介します。
・ワシントンDCにあるスミソニアン博物館群の中の一つ「国立アメリカ歴史博物館」の中で特に人気を集める展示が「ファーストレディのガウン陳列」である。
・その中でもひときわ目を引くのがシンプルでエレガントな白いロングドレス。長身のモデル体型でなければ着こなせないそのドレスは、トランプ大統領夫人、メラニア夫人のもの。
・そのメラニア夫人はFOXニュースのインタビューに答えた。
「私には自分自身の考えがあり、自分自身の「イエス」と「ノー」がある。いつも夫に同調するわけではない。」
・歴代のファーストレディはそれぞれ社会問題に取り組んできたとのこと。ミシェル・オバマ夫人は肥満問題、ジル・バイデン夫人は識字率向上といったように。
・メラニア夫人は、1期目では、ネットいじめ対策やオピオイド中毒(鎮痛剤オピオイドの過剰摂取により中毒患者や死者が出ている)問題に焦点を当てたが、
「思うような反応が得られなかった。」と語っている。
・「誰も私のことを見向きもしなかった。2018年にアマゾン、グーグル、フェイスブック(現メタ)などの企業をホワイトハウスに招き、ネットいじめ問題への対策を呼びかけたが、これらの企業は非協力的だった。」
・「つぎの4年では、これ(ネットいじめ対策)を強化する。」
・ティーンエイジャーのメンタルヘルスが米国で深刻な社会問題となる中、メラニア夫人の姿勢に対し、”単なるポーズではない”と徐々にメディアの評価も高まりつつある。
・また、メラニア夫人は、中絶問題に関してトランプ大統領とは意見が異なることで知られているが、「意見の違いは問題ではないわ」と自分の信念を貫く姿も印象的。
こんな内容でした。
そうなんですね!
自分は、これまで、メラニア夫人がどのような方か全く知りませんでいた。
トランプ大統領の横で写っている映像などを見たことがあるだけで、モデル出身とも聞いたことがあったので、単に派手なモデル出身の方が裕福なトランプ氏と知り合ったのかな、位に思っていました。
こんなふうに、「ネットいじめ対策」について関心を持っていて、今回の4年間でも取り組んでいきたいという信念を持っているとか、「中絶問題」についてトランプ大統領が反対でも、メラニア夫人は中絶権を支持していることを表明しているところなんかはは、自分としても好感をもっちゃいます。
今回のトランプ大統領の4年間の任期中に、是非、「ネットいじめ対策」に成果が出るといいですね!
米国のグーグルやメタといった企業が「ネットいじめ対策」を進めれば、米国だけでなく、世界中で状況が改善されるでしょうから。
メラニア夫人、頑張って下さい!
今回は、ここまでです。