今回は、日能研の「5年生難関校研究講座」の保護者会の動画配信についてです。
首都圏の日能研は、本部系と関東系の二つに分かれています。同じテキストを使い、同じテストを受けますが、オプション講座の内容など違う点もあります。
【5難関と難特】
5年生の週末の講座として、本部系には「難関校研究講座」、関東系には「難関校特訓講座」があります。
本部系の「難関校研究講座」は、5年生のみの講座なので通称「5難関」と呼ばれ、前期は月2回、後期は月4回の開催です。
関東系の「難関校特訓講座」は、4年生、5年生の講座で、月1回です。校舎の先生は、「難特」と略していたようです。
それぞれ、日能研の全国公開模試で規定以上の成績をとることで受講資格が得られます。
ピヨ太は、4年生の一年間、主に家庭で学習を進めましたが、日能研の通塾の資格は得ていたので、月1回の公開模試を受験して、同じく月1回の「難関校特訓講座(関東系)」に通っていました。
新5年生からは学習内容が難しくなることから、他塾を含めて検討したうえで、日能研本部系校舎に通い始めました。
4年生の時の関東系の「難関校特訓講座」では、保護者会はありませんでした。
授業は国語と算数の2科目で、朝9時からの3時間でした。初回から、算数では御三家など難関校の入試問題を解いていました。一斉スタートで解き始め、終わりの合図の後、解き終わった子が解き方を説明。その後、先生が他の解き方の説明や詳しい解説をしてくれていました。
クラスには、非常に優秀なお子さんが何人かいたようです。終わった後は、迎えにいってそのままランチという流れでしたが、ピヨ太はテキストを取り出し、興奮気味に授業内容や、難しい問題を解いたお子さんのことなどを話していました。
本部系の「難関校研究講座」は、保護者会があります。コロナ休講により、開催校舎での保護者会が中止され、動画配信となったので、早速内容を見てみました。
「5難関」全体の説明が30分。「国語」「算数」の授業の進め方について、それぞれ15分くらいずつです。
「5難関」の大きな特徴は、一日がかりというところです。午前中に授業があり、お弁当を挟んで、育成テストを受け、その後に振り返りをします。初回の授業では「難関校」についての話し合いをしたり、最終回の午後はテストがないので、「難関校」を研究し、レポートを発表し合ったりと、関東系の「難関校特訓講座」とは違う点もあるようです。
新型コロナウイルスの深刻化により、5月の授業が予定通り行われるのか心配ですが、「5難関」、とても楽しみです。
【追記】
2020年前期の5難関(日能研本部系・5年生難関校研究講座)は、コロナ休講の影響で日程などの変更がありました。
6月2回(Zoom授業・1ルーム40名)、7月4回(校舎授業、希望者は引き続きZoom授業)。育成テストは、自分の校舎で受けることになり、お弁当は不要となりました。
午前中、2時間半の授業です。
今回は、ここまでです。