中学入試を直前に控えたこの時期の勉強の進め方について悩んでいます。
「ニ月の勝者」などを参考にしつつ、この時期の親の役割は、子どもの勉強を見るというよりは、次の3点だと肝に銘じて、日々を過ごしているところです。
・子どもに「入試直前なんだから、勉強しろ!」的な言い方でケンカを起こさないようにする。機嫌のよい親を演じて、子どものモチベーションを維持する。
・出願手続き等の事務を手抜かりなくやる。
・子どもの睡眠、食事、健康に配慮する。
そんななか。
今、一番気にかかっていることが「間違えた問題のやり直しをどうするか」です。
そもそも、テストなどにおいて、できた問題は「その時にできる問題であることを確認した。」だけなのでは。
そして、できなかった問題を、見直しをしてできるようになることで、「初めて学力が向上する。」のでは。
つまり、見直しをしないと、「学力が上がらないのでは。」と思ってきました。
とはいっても、見直しは中々進みません。
これは、今の直前期に限らず、これまでもそうでしたが。
やる事が多く、問題の難易度も上がった今、「やり直しをしていない間違えた問題」が積み上がって、返済できないくらい膨れ上がってきました。
やり直しの際は、
①再度少し考えてみる。
②解答・解説をすぐ見て、やり方を理解する。
③もう一度解き直して、正解にたどり着く。
といった手順になります。
これがけっこう大変。
特に、分からなかった問題については、子どもにとっても、とりかかるのに心理的なハードルがあるし、少し考えてみるといっても、頭が堂々巡りのまま時間が経過。
それではということで、「すぐさま答えを見る。」のも考えるクセがつかないのではないか、と心配になります。
という悩みの中で。
「間違えた問題のやり直しは、できる範囲でやる。やり残しがあっても仕方ない!」
と割り切ることにしました。
これまでも、「やり残し」は沢山あった訳ですが、直前のこの時期にも、やっぱり「やり残しがいっぱいある」ことが気になってました。
けれども。
テキストと宿題、志望校の過去問、これまでの復習と、大量の演習をこなす中で、「やり残し」なく進めることは難しいです。
できる範囲で解き直しをするだけで精一杯。
解き直しをできないまま、別のものをやって、その解き直しを残したまま、さらに別のものをやって。
そして、何とか、ちょっとだけ解き直し。
解き直しを消化する以上に、日々積み上がっていっているようです。もはや、借金火だるま状態。。
それでも。
少なくとも、やった分だけは、昨日のピヨ太より成長している訳だから。
「やり残しがあっても、仕方ない!」と割り切ることで、親の精神面での安定を図ってるだけのような気もしますが、ピヨ太は大量の課題を一生懸命やっているので、それを信じるとともに、親の精神面での安定も重要だから、と自分に言い聞かせています。
あと一か月。
できる範囲で一生懸命やる。もうそれで、進んでいきます。
今回は、ここまでです。