先日の早稲田アカデミーの学校別ジュニアオープン模試の保護者会で。
「中学受験は、親子の最後の濃密な時間」というお話がありました。
高校受験や大学受験では、お子さんが一人で学習を進めることが多いのに対し、まだ幼い小学生の受験では、親御さんがイニシアティブを取って、お子さんと二人三脚で学習を進めることが多いとのお話でした。
お子さんの勉強につき合うのは大変なことも多いけれど、この濃密な時間を楽しんで下さいと、肯定的に話されていました。
皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?
日能研の保護者会では、「親御さんは何もしないで下さい。」と言われます。
保護者の皆さんも、「そうですね。」という感じで、穏やかに頷かれてます。
おばばだけ、心の中で「ちょ、待てよ。」と言ってます。
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塾のスケジュールもハードで、内容も難しくなる5年生。
家庭学習はどんどん進めないと、そもそも、授業の復習である栄冠テキストが終わりません。
おばばが今、一番頑張っているのが、ピヨ太の進捗状況の管理。
2週間分の復習テストである「学習力育成テスト」に向けて、最低限、本科と栄冠のテキストを仕上げることが、重要です。
どの科目がどこまで終わっているのか、育テまでに勉強できる残り時間は、あとどのくらいなのか。おばばはしっかりと把握しています。
ピヨ太を促したり、励ましたり、急かしたりしながら、何とか育成テストまでに終わらなければなりません。
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家庭学習への親の関わりについて、お子さん全員を東大理Ⅲへ合格させたことで有名な佐藤ママは、親がすべき事として、次のように話していました。(東洋経済オンライン)
勉強を教えるよりスケジュール管理
宿題のチェック(採点)
テストの見直しを一緒に
勉強のスケジュール管理
勉強のスケジュール管理とは、「子どもの体調なども考慮し、勉強のプランを立てて、その実行の手助けをすること」とのことです。
勉強のプランもなにも、栄冠を終えるのに精一杯なピヨ太ですが、育テまでに栄冠を終えることだけでも、おばばの管理は必要な状況です。
「親は何もしないで下さい。」というのは、スケジュール管理も、子ども本人が自分でできるように、ということかもしれません。そうすることが、長い目で見れば、子ども自身の成長にも良さそうです。
でも、それには、一度手を離して、子ども自身が試行錯誤しないといけません。
試行錯誤する間に、成績が下がってしまうのは必至。受験まで、あと1年しかないと思うと、手を離すのは、なかなか難しいです。
「濃密な時間」と「親は何もしないで見守る」の狭間で、我が家なりのやり方を模索しながら、頑張っていこうと思います。
今回は、ここまでです。