で今回は、障子の張替を自分でやってみたことについてです。
材料費は、100円ショップ(ダイソー)で準備しましたが、たった300円でした!
昨年末も押し迫ったころ、年末なので障子を張り替えようと思って、業者を探していました。
ネットで検索すると、1枚の張替で、最安値だと3000~4000円位からでお願いできるようです。
DIY大好きおばばです。
どの業者にお願いしようかなと思いつつ、ふと、
「自分でやってみたりできないのかな?」
と思い、調べてみると。
なんと、100円ショップで材料を買ってチャレンジした方がいるようです。
それらの方の意見を総合すると。
(総合すると言っても、3つ程度のネットの例ですが。)
★100円ショップの障子紙は薄くて、張替時に破れやすい。
だから、ホームセンターなどで、もっとしっかりした障子紙を買うべきだ!
★障子張替用の「のり」は、100円ショップのもので大丈夫!
といった感じでした。
そうなんだ~!
それじゃ、障子紙はアマゾンで買ってみようかな♪
と思って、見てみると。
最安値の障子紙が1200円位。
これを使って自分で苦労して張り替えても、うまく行かないかもしれないなあ。
業者に頼んでも4~5千円位でできるみたいだから、専門家にお願いした方がいいかも。
でも、待って!
100円ショップの障子紙でも、うまくいくかもしれないよね?
それで、失敗しても、材料費はたがが知れているから、まずやってみて、失敗したら、業者に頼んでみよう!
と決心しました。
そこで、ダイソーの100円ショップにGO!
売ってないと悲しいので、電車に乗って、大規模の100円ショップへ。
そして、
・障子用のり
・障子紙(2枚)[障子紙は失敗した時のために、2つ買いました。]
を購入。
合計300円!
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手順は、次の通りです。
①障子の「さん」と障子紙のくっついている部分に、スプレーで水を吹きかけます。スプレーは家にあったのを使いました。ハケで水をつけてもいいそうです。
②15分位放置すると、障子紙が剥がれるようになります。手でどんどん剥がします。雑巾で、「さん」に残ったのりとか障子紙を拭きとります。
③障子の一番下に、でっかい洗濯バサミを4、5個用意して、障子紙と障子が平行になるように固定します。
④そして、「さん」の部分全部に障子のりをつけます。
⑤丁寧に、巻いてある障子紙をほどきながら、1面に張ります。
⑥張り終わったら、巻いてある余った障子紙部分をざっくりと切り離します。
⑦いよいよ最後です。「さん」よりはみ出した部分の障子紙をカッターで切り取ります。
どうも、⑦が意外に大変のようです。
余った部分をカッターで切る時に、うまく切れなくて失敗することが多いようです。
そこで、ポイント1。
障子紙を張った後、充分(2時間以上)乾かしてから、カッターで切る。
ぬれてると、カッターで切る時に、障子紙がグシャっとなって失敗しやすいです。
あと、ポイント2。
定規(おばばは30センチ定規で頑張りました。)をあてて、カッターで切った後、
定規をしっかり押さえた状態で、余分な障子紙を引き離す。
これで、「さん」に近い部分の障子紙が、定規の下に抑え込まれるので、剝がれてはダメな部分がちゃんと残ります。
そして、ポイント3。
⑥の状態で、障子紙全体に、スプレーでかるーく(1面で6プッシュ程度)水分を含ませる。
これで、完成時に障子紙があまり「たるまない」ようになります。
水を含んだ障子紙はほんの少し伸びるそうです。
そして、障子紙が伸びた状態で障子のりが乾いてきて完成になるので、その後、障子紙が完全に乾くと、少し縮むので、たるみにくいんだそうです。
さて、おばばの場合。
⑥の状態で、ほんの少し障子紙を破いてしまいました。
もう1枚の障子紙で張り直してもいいけど。
張り直しも面倒だし、サッと見たところでは分からない位なので、裏からセロハンテープを補強して、よしとしました。
そして、⑥の状態で、スプレーで霧吹きかあ。
100円ショップの障子紙にスプレーしても平気かなあ?
軽ーく、1面で6吹きやってみました。大丈夫っぽい!
そして、ポイント1、ポイント2に気をつけて、障子紙の切り離しにも成功!
最終的には、満足のいく仕上がりになりました!!
業者の張った障子と比べると、障子紙の質が落ちるのは明白ですが、
・材料費が300円で済んだこと
・自分で作業した充実感
を考え合わせると、とても満足です!
ということで、1枚当たり、材料費300円。
絶対失敗しないように頑張るという方は、障子紙1枚でやれば、材料費200円。
これで、障子の張替、できます!
不器用なおばばでもできたので、誰でもできると思います。
関心のある方は、是非チャレンジされて下さい!
今回は、ここまでです。