おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

X(ツイッター)の有料化はどうなるのか?

今回は、X(ツイッター)の有料化はどうなるのか、についてです。

朝日新聞(2023/9/20)によると。

goodweatherx.hatenablog.com

「X(旧ツイッター)全面有料化を検討」

 

との見出しで、おおまか次のような内容が書いてありました。

 

・イーロン・マスク氏は「我々は毎月の少額の課金に移行している」として、全面有料化を検討していることを明らかにした

 

・自動投稿の「ボット」による不正を防ぐ狙い

 

・イスラエルのネタヤニフ大統領との対談で明らかにした。金額や時期などの詳細に触れなかった。

 

という内容の記事でした。

 

これについて、ネットでは、「全面有料化」などについて、色々と議論が行われてます。

 

いわく、

 

➢マスク氏は、「全面有料化」とは言っていないのでは

 

➢課金されるなら、少額でも、Xやめる!

 

➢有料化の範囲が不明

 

などなど

 

そこで、元ネタのYoutubeを何回も見てみました。

goodweatherx.hatenablog.com

件のマスク氏の発言を、なるべく正確に日本語訳をしてみると。

 

「Xのシステムの使用について、少額の月額課金をしようとしている。」

 

「例えば、月に数ドル(a few dollars)」

 

と言っています。

 

マスク氏は、「Xのシステムの使用について」と言っていますが、具体的にどの部分まで有料化するか、いくらにするかは、発言してませんでした。

 

そう考えると、「全面有料化を検討」との見出しは、少し先走りすぎのように感じます。

 

「全面有料化」ということであれば、閲覧も、発信も、その他の利用も全て有料化するように受け取れます。

 

けれども、マスク氏は「Xのシステムの『利用』について」としか言ってません。

 

言葉通りにとるとすると、「Xの利用」なんだから、閲覧も、発信も、その他の利用も全て入るはずであり、だから「全面有料化」なんだ、とのつもりで記事が作成されたのかもしれません。

 

でも、『利用』の具体的範囲については、何も言ってませんでした。

 

更に考えてみると、

 

・元々が「ボット」による投稿を防ぐ目的

 

・閲覧さえも有料化した場合、ユーザーが激減し、ひいてはXの価値も激減。経営改善どころではなくなる

 

このように考えてみると、有料化の範囲は、閲覧のみのユーザーには及ばないで、「発信」又は「発信の一部(例えば、月に一定数以上発信するユーザー)」になる、と考えるのが自然で、これがおばばの予想です。

 

報道する際には、元のオリジナルの発言を確認し、また、文脈を考えて、まだ明確でない事項については正確に報道することで、読者に誤解を与えないようにすることが望ましいと思われます。

 

今回は、ここまでです。

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