今回は、肥満の薬が日本に使えるようになることについてです。
6/23(2023)の朝日新聞によると。
・肥満症の薬が、国内で約30年ぶりに保険適用になる
・薬の働きとしては、満腹感を感じやすくしたり、血糖値を下げたり
・米国の同タイプの薬を昨年7月から10カ月間使ったケイリーさん(39才)は、体重が、102kg→68kgに減少。
「幼いころから肥満と病気の不安を抱えてきたが、人生が楽しい。」とのこと
・日本で既に承認されていて、近く保険の対象となる薬「ウゴービ」も、肥満(BMI27以上)かつ高血圧の人が、カロリー制限や運動と併用して1年5カ月使うと、平均で15.6%体重が減った。
・「ウゴービ」の定価は、4週間分で約19万円。日本での値段は未定
・米国では美容目的の「痩せ薬」としての安易な使用が問題となっている。
・イーロン・マスク氏も、自身の体形の秘密は?と問われて、「ウゴービ」と答えたことあり。
・日本では、高血圧か高コレステロール、第2型糖尿病のいずれかの病気があり、BMI25以上で、肥満に関係する健康障害が2つ以上といった厳しい条件がある
・日本でも、海外に行ったり、薬を個人輸入する人もいるが、やせすぎの人が使うと、骨粗しょう症や低体重児の出産などのリスクが増えるそう
こわいですね!
美容目的の使用が行き過ぎると、低体重児の出産などのおそれもあるということで、これは、糖尿病などの条件に従って、きちんとお医者さんから処方されることが重要だと分かりました。
そして、そのような病気をお持ちの方にとっては、病気が改善されるといった福音となる可能性があるのですね!
今回は、ここまでです。