おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

「野良熱帯魚」が水路に定着していた!

今回は、「野良熱帯魚」が水路に定着していたことについてです。

朝日新聞に記事(2024/5/31)が載っていたので、補足、追加をしながら、概要を紹介します。

goodweatherx.hatenablog.com

・沖縄の住宅街の中にあるコンクリート張りの水路に、網を入れて引き上げると、鮮やかな青やオレンジの斑紋をつけた小魚が、ぴちぴちとはねた。

 

・「野良熱帯魚」だ。

 

・種類は、「グッピー」

 

・「グッピー」は、南米原産の熱帯魚。家庭の水槽で飼われていた「グッピー」が川や用水路に放たれることで野生化したと見られる。

 

・温排水が流れ込む本州の川でも、「野良グッピー」が定着しているところがある。

 

・実は、沖縄では、蚊の対策として、「カダヤシ」という名前の魚が使われた歴史がある。(→「蚊」「絶やし」という意味だと思います。)

 

・殺虫剤に比べて、蚊の幼虫(ボウフラですね)を食べる「カダヤシ」の方が環境にいいとして、放流されていた。

 

・このため、沖縄では、1960年代までに「カダヤシ」が分布を広げて、在来のメダカにとって代わった。

 

・ところが、1970年代後半から、「カダヤシ」から「野良グッピー」に置き換わっていった。

 

・琉球大は調査で、「カダヤシ」は、「グッピー」がいないか、数が少ない場所にだけ住むことを確認。

 

こん内容でした。

goodweatherx.hatenablog.com

そうなんですね!

 

元々の沖縄の固有種だった「めだか」を、人間が蚊を減らすために放流した外来種の「カダヤシ」が駆逐して、更にその「カダヤシ」を飼い主が飼えなくなったなどの都合で放流した「グッピー」が駆逐して、今や、「野良グッピー」の天下となっているようです。

 

「めだか」が駆逐されてしまったのはとても残念ですが、「カダヤシ」だろうと、「野良グッピー」だろうと、もはやどちらでも構わないような気がします。

 

むしろ、模様のきれいな熱帯魚の方が良いのでは、という気もします。

 

でも、「カダヤシ」と「グッピー」のどちらが良いか、といった話ではなく、どちらも外来種なので、固有種を駆逐したりするので、どちらもよろしくない、ということのようです。

 

そういえば、外来種というと、千葉県を中心に数を増やしているシカの仲間の「キョン」も、引き続き、生息地域を広げているようです。

goodweatherx.hatenablog.com

一度、外来種が野生化すると、その勢いを止めるのは難しいのですね。

 

今回は、ここまでです。

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