ふと、「あれってどうなったのかなあ?」と、何かを思い出す時ってありますよね。
今日、ふと「そう言えば、キョンってどうなったのかな。」と思い出したのです。
キョンというのは、シカの1種で、特定外来生物に指定されています。それが、千葉県の観光施設から逃げ出して、野生化し、増加中というニュースを最初に見たのは、もう10年くらい前のことだと思います。
その後も度々、ニュースで見ましたが、年を追うごとに数がどんどん増えていきました。繁殖力が強く、条件がいいと1年間に36%増えるそうです。
その割合で毎年増えると(そんなことはあり得ないでしょうけど)、2045年には日本の人口と同じ数にまでなる、とテレビ朝日でいっていたこともあり、「そのうち東京にも増えて、路上で突然キョンと出くわしたりするのかな?」とか思ったのを覚えています。
それで、「今はどのぐらい増えているのか?」と思って、調べてみました。
今、千葉県で5万頭ぐらいとのこと。(マイナビ農業2020/2/26)
小型犬(柴犬)くらいの大きさのシカで、見た目は可愛らしいのですが、農作物の被害が発生するとのこと。勝浦市の辺りに多く生息して、千葉県も駆除に取り組んでいるけれど、現在も増え続けているようです。
また、伊豆大島でも、動物園から逃げ出したキョンが繁殖し、東京都は「キョンとるず」と命名した捕獲チームを結成し、2018年末時点では1万5500頭で減少に転じているそうです。捕獲したキョンは、革と肉が有効活用されるとのこと。(Wikipedia)
ということで、伊豆大島では減少に転じたものの、千葉県では増え続けていることが分かりました。
今回は、ここまでです。