おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

男の子におすすめの本、紹介します!

今回は、ピヨ太の本棚から。

 

ピヨ太もそうですが、あまり物語を読まない男の子はけっこういるのではないでしょうか?おばばは子どものころ物語が大好きだったので、あの未知の物語とのわくわくした出会いをいっぱい経験してほしいなあ、と思っています。

ピヨ太は、図鑑、学習系の漫画、趣味に関する雑誌や本などにはよく目を通していますが、物語にはなかなか手を伸ばしません。

そんななか、ピヨ太がはまった物語のジャンルがあるので、ご紹介します。なかなか物語を読まない男の子にも、もしかしたら合うかもしれません。

 

それは、ミステリーとSFです。

ミステリーはまず名探偵コナンから入りました。そこから、江戸川乱歩怪人二十面相シリーズ、シャーロックホームズ、赤川次郎などを読んでいました。

SFは、星新一ショートショートを気に入って、図書館から借りてきて読んでいました。その後、筒井康隆小松左京の小説も少し読みました。この分野の本と出会ってからは、読むスピードが少しずつ上がってきました。

 

ピヨ太の本棚から、おばばも読んでとても良かった本を、紹介します。

 

ミステリーからは、

赤川次郎の「ミステリーの小箱」(全5巻)

 2018年に発売された、小学校高学年以上を対象とした短編集です。それまでの赤川次郎の著作から、ぜひ子どもに読んでほしい作品を集めたそうです。三毛猫ホームズシリーズでも有名な赤川次郎ですが、この短編集は、三毛猫シリーズでの軽快なミステリーとは趣が違っていて、こんなに幅の広い作家であることを、おばばは初めて知りました。

この5巻の中でも「泣ける物語 命のダイヤル」と「自由の物語 洪水の前」は特におすすめです。読んだ後に、誰かに内容を話したくなりました。

また、同じく高学年以上向けに書かれた「受取人、不在につきーー」の中に収録されている「回想電車」という作品も、おばばが読んでも本当に良かったです。ピヨ太もこの作品が気に入って、その不思議でしみじみさせられる余韻について話していました。

 

SFからは、小学生高学年以上向けに出された「SFショートストーリー傑作セレクション」のシリーズです。

「時間編」「未来編」「異次元編」「ロボット編」がありますが、ピヨ太はどれも気に入っています。星新一筒井康隆小松左京などSF第一世代と呼ばれた作家の作品群です。数人の作家の短編をそれぞれ1作品ずつ集めた短編集です。

2019年に出版されたので、現代的なイラストで手に取りやすいです。また、1編ごとに作家が違うので、色々な作風にふれることもでき、ひとつひとつが短いので、長編小説に慣れていないお子さんでも読みやすいと思います。そして、大人が読んでも面白いです。

 

収録作品は、60年代に活躍された作家の方達ですが、今読んでも全く色褪せず、ピヨ太が気に入って読んでいる姿を見て、良い作品は時代を超えるのだなと感じました。

 

以上、ピヨ太の本棚から、おばばが読んでみても、とても良かった本でした。男の子には、特におすすめです。

 

今回は、ここまでです。

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