日能研では、ついに本科教室のテキストが終わり、合格力ファイナルが始まりました。「ファイナル」という言葉に、気持ちが引き締まります。
6年生のご家庭では、もう受験校を全て決定された方も多い頃かと思います。
我が家も、一通りの受験日程が固まりつつあります。
首都圏では、1月に埼玉・千葉の入試が始まり、2月1日から東京・神奈川の入試が行われます。
埼玉県、千葉県在住のご家庭だと、まず本命の地元校を受験した上で、東京受験にチャレンジという形になるのでしょうか。
東京・神奈川在住だと、前受け校として埼玉・千葉入試に挑み、2月に本命校や併願校を受験という流れですね。
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5年生の頃は、前受け校受験の意義がよく分からず、2月1日から受験するのでかまわないと考えていました。
考えが変わったきっかけは、初めて外部会場受験をした、5年生12月の公開模試。
その時のピヨ太の緊張ぶりに、普段と違う環境でテストを受けることは、気持ちの負担が大きいのだと分かりました。
6年生では、前期最後の7月以降、全ての公開模試を外部会場で受験しています。持ち物のチェックや電車移動など、外部会場受験の手順も少しずつ慣れてきました。
最初の頃と違う、良い緊張感でテストに臨めています。
「練習になる。本命校受験の肩慣らしになる。」
面談で、先生が前受け受験の意義を説明してくれたのも、今はよく理解できます。
ただ、1月中に体調を崩さない為にも、前受け校はかなり数を絞って受験しようと予定しています。
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中学受験の情報を集めていて、「三冠」という言葉があることを知りました。
関東の優秀な受験生が、東京の開成、筑駒に加えて、関西に遠征して灘中学を受験するということを指すようです。
遠い世界の出来事と思っていましたが、6年生になると、様々なオープン模試の経験を重ねていくうちに、行く人もいる、行かない人もいるという一つの選択として、考えに入ってくるようになりました。
去年度は、関東からの遠征は激減したとのこと。
「力を試すために挑む」というチャレンジに、コロナ禍が大きく影響したようです。
ご家庭の方針もそれぞれだと思いますが、それでも挑みたい気持ちの強いお子さん達が、万全の感染予防体制をとった上で挑んだのだと思います。
我が家は今まで、中学受験の勉強は大変だ大変だとばかり思って、できるだけ子どもに負担がかからないように、負担を軽くするようにと、それを最重視して過ごしてきました。
11月末となって。
周りでは、勉強をまるでスポーツのように、順位が上がることを喜びとして、自ら前向きに取り組むお子さん達がいることも知りました。また、周りのお友達と励まし合い支え合い、時には称え合いながら、団体戦のように合格を目指して頑張っている雰囲気があることも知りました。
中学受験の勉強内容は、大人のおばばから見て、また数十年前の中学受験と比べても、常軌を逸しているようにも思えます。
それでも。
親がとても教えられないようなところまで、先生方やクラスメート達と共に、達してきた子ども達の頑張り、自分の限界に挑むような努力をみていると、いつの間にか、受験を自分事として、自立への一歩を歩み始めているように感じます。
昨日は、他塾の灘オープン模試を受けました。
このような貴重な機会を実施して下さり、感謝しています。
ピヨ太も本気で挑み、想定していたより良い成績をもらえました。
日能研にも、内部生を対象とした灘ツアーがあります。
もう締切間近なので、結論を出す時期になってきました。よく考えたいと思います。
昨日。
張りつめた、熱いムードに包まれた模試。
この中から、強い思いを持って挑むお子さん達が出るのだろうと思いました。
心より応援いたします。
今回は、ここまでです。