【保護者のための本科教室「速さ」】に参加しました。
学習の内容に特化した保護者会です。
先月の「比」の保護者会に続いて2回目。
あと1週で「比」が終わり、次の難所「速さ」に入るんですね。
お話のポイントをまとめてみたいと思います。
第11回~第15回
速さの三公式から始まり、進行グラフ、平均の速さ、旅人算、時計算・通過算と続き、最後は図形上の点の移動です。
「速さ」全体を通してのポイントとして、
文章の意味をよく確認して、計算式を立てる。
視覚化する(図を書く)。
この2点を強調されていました。
慣れないうちは、自分が何を計算しているのか分かるように、単位を書くのも良いそうです。
40(m)÷10(秒)=4(m/秒)
家でも、
「〇〇へは1kmくらいあるから、歩いて10分くらいかかるけど、△△は500mくらいだから5分で行けるね」
というような「速さ」を意識した会話も理解に役立つそう。
進行グラフでは、「子どもにとっては、2軸の理解が大変だ。」というお話もありました。
★1目盛りが何を表すか(1分だったり、5分だったり)ということを確認。
★「傾きが急なほど速い」ことは滑り台のイメージで把握しやすい。
★二人の人物の「速さ」のグラフでは、どちらが誰なのか「名前」を線の横に書きこむ。
★平均の速さ≠速さの平均を、しっかり理解する。
第12回【考えよう3】(2)
・平均の速さ・
(2時間×6(km/h)+3時間×4(km/h))÷5(2時間+3時間)
・速さの平均・
(6(km/h)+4(km/h))÷2
旅人算では、「いつ」「誰が」「どこから」「どの方向に」の4つを、しっかり読み取る。
第13回【考えよう1】
反対方向に進むのは、速さの和。
【考えよう3】
同じ方向に進むのは、速さの差。
※二人の間の距離を、「へだたり」という。子どもには慣れない言葉なので、何度か注意を促して慣れるように。
時計算では、必ず「時計の図」を書くように。シンプルな図。
長針が短針に追いついて追い越す過程を「旅人算」としてとらえると、計算しやすい。
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今回は、ここまでです。