今回は、基礎体力の大切さについてです。
11月24日付の朝日新聞に、スキーのジャンプ選手についての記事がありました。
10月末からスキージャンプのシーズンが本格的に始まったが、48才でなお現役の「レジェンド」の葛西紀明選手など多くのジャンパーが育った北海道下川町で、若い世代の飛距離が「驚くほど伸びている」とのこと。
直前の夏のサマージャンプ大会は、新型コロナで軒並み中止や延期。
調整不足で飛距離の記録が伸びないのかと思いきや、「逆」とのこと。
若い世代のスキージャンプの指導者である伊藤コーチによると、「徹底的に走り込んだ成果」だそうです。
コロナで全体練習ができない自粛期間が長かったので、自主練習メニューとして、走り込みの量を多くしたそうです。
伊藤コーチは、「シンプルに『人間としての体力』が上がったのだと思う。基礎体力の向上の大切さに改めて気づいた。」
昨年まで、80メートル台の記録だった高校1年の中山さんも、116メートル飛んでNHK杯女子で7位。
「小4くらいから外遊びをしなくなった。走るのはつらくて好きじゃないけどがんばります(笑)」(中山さん)
コロナで実践練習ができなくても、基礎体力をつけることで、実力アップか~!
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中学受験とスポーツ(スキージャンプ)は、話が違うのかもしれませんが、基礎体力が重要との点は、参考になる気がします。
中学受験のブログ等では、優秀なお子さんのご家庭の素晴らしいチャレンジを目にしたりします。同じ学年のお子さんが、難しい問題集に取り組んでいたり、もう入試問題をやっていたり。
焦る気持ちが出てきてしまいます。
基礎体力が大切なのは、きっと勉強も同じはず
日能研の本科・栄冠にしっかりと取り組んで、基礎体力を付けていけば、少しずつ実力はついていくのだと信じて、やっていこうと思います。そして、余裕がある分野は難しい問題にもチャレンジしてみようかな。
今回は、ここまでです。