今回は、筑波大学附属駒場中学校の学校説明会についてです。
説明会では、入試担当や各教科の先生方のお話がありました。
☆「学業」「学校行事」「クラブ活動」の3つの教育機能の充実により、生徒の全面的な人格形成を促す。
☆学校行事では、「音楽祭」「体育祭」「文化祭」の三大行事は、全て生徒が企画・運営する。また、中学生だけで運営する行事として「弁論大会」もある。
☆「体育祭」は、2日間にわたって行う。複数競技を同時進行するオリンピック形式。細かなルール作りや、審判を行うのも生徒で。
☆「文化祭」は、コロナ禍で試行錯誤している最中。コンピュータの得意な生徒が、ORコードを使って、誰がどのブースをまわったかの計測できるシステムを開発。人の流れを把握したデータを積み重ねて、来年度以降、コロナ禍でも、できれば小学生のお客さんを少しずつでも入れられるようにと奮闘している。このシステムは、他校でも使われるようになった。
☆クラブ活動では、囲碁・将棋が2強。運動部も頑張っている。兼部をしてクラブ活動を楽しんでいる生徒が多い。
入学を希望する方へ
勉強や掃除、お手伝いなどを、させられるのではなく、楽しんでやってほしい。そういう生徒さんが来てくれると嬉しい。
お話の後、学校生活の様子の映像を見ました。
筑駒で過ごす生徒さん達の、充実した楽しい日々が伝わってくる、素晴らしい映像でした。この学校紹介の映像も、生徒さん達が作ったものだと説明がありました。
【抽選について】
募集人員(120人)の8倍以上の出願者が集まった場合、第一次選考で抽選を行う。
抽選を実施するか否かについて、令和4年1月14日(金)から、正門脇掲示板とホームページに掲載。
抽選を実施する場合は、今年度は保護者代表10名程に立会をお願いして行う。
ここ10年ほど、抽選は行われていない。実施しなかった場合は、出願者全員を第1次選考合格者とする。
【報告書について】
・所定の用紙と封筒を用いる。
・受験した教科(国・算・社・理)以外の非受験教科(今年は英語も含む)の成績を点数化する。
・点数化の内容については、明らかにしていない。質問にも応じられない。
【繰上げ合格について】
2021年度は、120名の募集に対して、131名を合格者とした。
2/11に、入学手続き説明会を行う。必ず出席とし、欠席者は辞退と見なす。この後、辞退者をひいて、120名を割ったら、速達郵便で繰上げ合格を出す。繰上げ希望者は、2/17までに手続きをする。手続き締切終了後、さらに120名を割っていたら、順次、電話で繰上げ合格者に連絡をする。最終的に、2/19、2/20頃まで動く。
正規合格者と繰上げ合格者の学力差はない。
入学後に、繰上げ合格かどうかを問われる場面も、正規合格者との扱いの差も、全くない。
繰上げ合格の連絡が来て、入学を希望する場合は、自信を持って入学してほしい。
今回は、ここまでです。