おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

勝つと信じる20日ちょっと前のつぶやき

明日は、埼玉初戦日ですね。

 

明日は、天気は良さそうですが、11日は雪の予報が出ています。

皆さま、無事に試験会場へ向かえますように。

 

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この時期になって、思い出すことがあります。

 

ピヨ太が習い事を頑張っていた時のこと。

 

ある日。

勝ち進んだピヨ太が対戦するのは、ずっと格上の相手となりました。

 

もう勝負はきまったようなもの。

 

見守る人たちも緩い雰囲気で、おばばも他の保護者の方とおしゃべりしたりしていて。

 

そんななか。

 

ピヨ太は、真剣でした。

格上の相手に食らいつき、引き剥がされぬよう食らいつき続け、粘りに粘って、もしかしたらピヨ太が勝つかもしれないと、まわりがザワつき始め、おばばもおしゃべりをやめ、手を握りしめて、試合の行方を見守り続けました。

 

そして、粘りが尽きて、惜しくも届かず、試合は終わりました。

 

「すごかった。」

と周りの人たちが言ってくれて。

 

「ピヨ太君、頑張ったね!」

と、感動の言葉に包まれて。

 

それなのに。

 

ピヨ太は、その場から立ち上がることができませんでした。

 

よく頑張ったね。

すごかったよ。

こんなに迫ることができたなんて、びっくりした。

 

おばばは感激して、色々な言葉をかけました。

 

それでも、ピヨ太は涙が止まらず、立ち上がれないのです。

 

なんで、そんなに落ち込むのか。

こんなに善戦できたのに。

 

「もしかして、勝てると思ってたの?」

 

おばばはうっかり、そんな言葉をかけたのです。

 

その時、ピヨ太が言った言葉を、今でも忘れることができません。

 

「勝つと信じられなかったら、戦えない。」

 

当たり前のことなのに、おばばは忘れていました。

 

どんな時も、どんな時も。

試合に臨む時は、ピヨ太は自分の勝ちを信じて、その場に立っている。

 

自分が勝つと信じられなかったら、全力で戦うことなど、できないのだ、と。

 

あの時、誰よりもピヨ太は自分を信じていたのに、おばばはもう勝負を決めつけていて、おしゃべりをしていました。

 

_____________🏫

 

前受け校。

 

安全校。

 

お守り校。

 

適性校。

 

チャレンジ校。

 

受験校には、色々な名前がつきます。

 

子ども自身、色々な言葉を口にします。

 

何やら言い訳めいていたり、照れ隠しをしたり、予防線をはったり、素直に意気込みを見せたり。

 

でも。

子どもが「ここを受けるよ。」と言い、「ここがいいな。」と言い、「まあ記念に受けとくよ。」と言い。

どんな言い方であったとしても、「受ける」と言って、その受験票を握りしめて受験校へ向かい、机の上の試験用紙に向かう時。

 

子どもは勝つことを信じているのだと思います。

 

勝つことを信じて、全力で戦うのだと思います。

 

勝つことを信じる子どもに対して、親が唯一できることは。

 

一緒に勝つことを信じること。

勝つと信じて戦った子どもを、全力で迎えること、だけです。

 

ここから、おばばは、いくらでも気持ちが揺らぐのだと思います。

不安にかられたり、焦りを感じたり、心配で居ても立っても居られなくなったり。

 

1月から受けていく、一つ一つ。

2月の最終受験が終わるまで。

 

勝つと信じて戦う子どもに寄り添うことを忘れないために、今日はここに記しておこうと思います。

 

今回は、ここまでです。

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