今回は、中学で入る塾として、実績と人気の鉄緑会、数学で定評のあるSEG、英語専科の平岡塾などがある中で、どこがいいのかについてです。
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朝日新聞(2022/2/26)に、「中学受験を終え、いま何してる?」との見出しの記事がありました。
記事の副題は、「「次は東大」 人気殺到の塾」」です。
最初に紹介されているのが、東大412人の合格実績(2021年度)を有する鉄緑塾。
1983年に設立でベネッセの傘下に入り、東京と大阪に拠点がある。
講師のほとんどが東大の学生や院生、卒業生。
昨年、中1の4月の開講までの時期に入会したのは約千人。
今年も、2/17時点で800人以上の申込み。
ところが、記事によると、鉄緑会以外にも、この時期に入塾希望者が殺到する塾があるという。
「一生モノの英語力を求めて」がモットーの英語専門塾の「平岡塾」。
3月に開講するが、早ければ3月末に定員が埋まるという。
ネット情報によると、平岡塾は大量の宿題が出て、これをこなしていけば東大や早慶に合格するために十分な実力がつくとも。
平岡塾のイメージをつかめるコメントをHPの「卒業生の声」からひろってみると。
〇6年間、平岡塾の予習、復習以外英語のの自主勉強をする余裕はほとんどなかっ
た。(桜陰→東大文1)
〇平岡塾の宿題をしっかりこなした。量が多く、反復も多いので無駄と感じることも
あったが、今思えば、宿題が「血肉」になった。(筑駒→東大理1)
〇全般的に平岡塾の宿題をこなしてすごした。(麻布→東大文1)
平岡塾の特徴がよく分かる気がしますね!
また、数学で定評のあるSEGも有名です。
「公式の裏にある考え方を学ぶ」との理念の下、数学的な発想を重視し、本質的な数学教育を行っているようです。
SEGのホームページにある「合格者の声」から、この塾のイメージがわくコメントをひろってみると。
〇テクニックに止まらず、学問の面白さを教えてくれる。(白百合→東大文1)
〇授業中に指名されたり、分からなかった問題の解説をうなりながら聞いたりして、
ユニークな授業(筑駒→東大理3)
〇課題が少なく自分のペースで勉強ができるので、部活と勉強の両立ができた。
(桜陰→東京医科歯科)
〇数学に自信がなかったが、授業が楽しく、自身をつけて受験に臨めた。
(駒東→東大理1)
こうしてみると、SEGもとても魅力的です。
実績を重視して、一番人気の鉄緑会にするのか、SEGや平岡塾にするのか、はたまた、他の塾にするのか、悩ましいところです。
それぞれの塾の特徴を検討の上、我が子にピッタリの塾選びをしたいですね!
今回は、ここまでです。