今回は、「すぐやる人」に子どもを育てるにはどうすればよいか、についてです。
これについて、EduAの記事(2022/9/22)がありましたので、簡単に紹介してみます。
記事に置いて話をしてくれたのは大平信孝さん。
((株)アンカリング·イノベーション代表取締役)
脳科学とアドラー心理学を活用して、オリンピック選手、作家、経営者のメンタルコーチに取り組んでこられた方だそう。
アドラー心理学?
もっともらしい学問名を持ち出されると、返って、本当かな、とも思ってしまいます。
ところが読んでみると、分かりやすいです。
アドラー心理学の所は、「未来志向」がポイントのよう。
問いかけをしながら、本人の「本当に望む未来」を明確にする。
そうすると、「そうなりたい、それを実現したい」気持ちを持つことで、それに向けて自然に一歩を踏み出せるというものらしいです。
大学受験や中学受験でいえば、再度、第1志望校に本人が本当に入りたいのか、その気持ちを明確にすればよい、ってことでしょうか。
う~ん。
本人が本当に入りたいのであれば、既にやる気を出している中で、それが毎日続く訳でもないような。
また、本人が本当に入りたいわけじゃないとすると、問いかけをしているうちに、「本当に入りたいわけじゃないかも。」となっても、どうかとも思うし。
などど、考えつつ、勉強のそもそもの目標として、志望校について今一度考えてみるのも役に立つかも、と思いました。
続いて書いてあったのが、「人間の脳は怠け者。気合と根性には頼らない。」
そうだよね!
そもそも、「すぐやる人」に簡単になれるなら、おばば本人が既に「すぐやる人」なってますから!
大人の自分でも難しいのだから、気合とか根性に頼っても、長続きしないしね。
でも、気合じゃだめってことは分かったけど、「結局どうすればいいの?」と思っていると、
具体的な方法が書いてありました!
「仮の行動を10秒」やってみる!
これだそうです。
「ちゃんとやろう。長時間やろう。完ぺきにやろう。」となると心理的ハードルが上がるので、「仮でいいから、試しに10秒やってみよう!」ということで、勉強を始めるハードルを下げるといった考えのようです。
確かに、食事をしていたり、遊んでいたりした状態から、勉強を始めるまでの切り替えがなかなか難しいので、これをすぐにできれば、効果が大きいかも!
なんとなく、この記事を書いていると、うまく行きそうな気がしてきました。
おばばも明日、子どもに対して、この「すぐやる人」になるための、
【「仮の行動を10秒」やってみる!】
を実行してみようと思います。
さて、本当にうまく行くのでしょうか?
今回は、ここまでです。