おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

「子育てを科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと」

今回は、「ダメ子育てを科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと」(星友啓著:SB新書、990円)という本についてです。

「ダメ子育て」を科学が変える!全米トップ校が親に教える57のこと (SB新書) [ 星 友啓 ]

価格:990円
(2023/10/22 12:17時点)
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この本については、週刊エコノミスト(2023/10/24号)で元外交官の孫崎亨さんが紹介していました。

(おばばが読んだわけではありません。)

 

孫崎さんによると。

 

この本の最初の方で「子どもがカッとなった場合」の解決策として、

 

【コネクト&リダイレクト】

 

が重要だ! と紹介されているそうです。

 

どういうことかと言うと。

 

子どもの感情が高ぶっている時、まずは【コネクト】、つまり、”子どもの心とつながること”から始めると良いとのこと。

 

そして、【コネクト】によって子どもの心が落ち着いてきたら、次に【リダイレクト】、つまり、子どもの気持ちを、より良い方向に向き直す、といった順番の方がうまくいくそうです。

 

そしてこの方法がうまくいく理由として、著者である星さんは、次のように言っているとのこと。

goodweatherx.hatenablog.com

・「やる気」には、2種類あり、「内発的やる気」と「外発的やる気」がある。

 

・「外発的やる気」は、外からの罰や報酬などによるやる気。このような「外発的やる気」は、本当に効果的な、”自分からやるきを出す”「内発的やる気」を壊してしまう。

 

更に、孫崎さんは、このような子育てについての助言は、大人にとっても、非常に役に立つのでは、と書かれていました。

 

そうですね!

 

子育てにおいて子どもと向き合う場合でも、そして、大人の相手に自分の考えを伝えたい場合でも、まずは、【コネクト】(相手の心とつながること)なんですね!

 

確かに、自分をかえりみても、相手と意見が異なる場合に、「理屈からすれば、こうではないか」と言いたくなる場合が多いです。

 

それでも、理屈から入ってもうまくいかないことも多く、まずは、相手の心に向き合って、相手の気持ちを認めることから入ることが効果的なのかも。

goodweatherx.hatenablog.com

分かりましたよー!

 

「子どもがカッとしているとき」、「相手がカッとしているとき」は、大抵、こちらの感情もたかぶっているので、まずは、アンガーマネジメントの感情の高ぶる「6秒間」をとにかく待って、そして、相手の心の中に入って、【コネクト】すればいいのね!

 

って、言葉でいうのは簡単だけど、実際にそんなことができるのなら苦労しないよー!と思っちゃいました。

 

それでも、このようなことを頭の中に置いておけば、少しは効果があるかも。

 

そういえば、どこかで、ルーズベルト大統領のファーストレディだった、エレノア・ルーズベルトさんは、言っていたそうです。

 

「人は何を言われたのかより、どう感じたのかの方を覚えているものです」

 

”理屈よりも、相手の気持ちに向き合うのがより重要”ってことで、星さんの本につながる面がありそうです。

 

いつもそのようなスタンスで、子育てするのも、大人の相手に気持ちを伝えるのも、簡単でない時もありますが、先人の知恵を参考にしつつ、

 

「つまずいたっていいじゃないか にんげんだもの」

(相田みつお)

 

をモットーにやっていきたいと思いました。

 

今回は、ここまでです。

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