おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

ビックマックは900円になるのか?

今回は、「ビックマックは900円になるのか?」についてです。

(©マクドナルド)

 

ここのところ、物価高騰と円安が進んでいます。

 

物価については、9月の物価(消費者物価指数)は1年前と比べると、2.8%増加したそうです。(NHK:2023/10/20)

 

エネルギー(電気、ガス)が政府の支援策で安くなった一方、生鮮食料品などは、1年前と比較して高い水準とのこと。

 

・卵     :31.2%増

・ハンバーガー:13.4%増

・調理カレー :17.5%増

・トイレットペーパー:16.6%増

 

そして、円安については、

 

「1ドル=150円台」

 

に再度入ったことで、話題となってますね。

 

これらにも関連して、週刊エコノミスト(2023/10/31号)で、

「ビックマックが900円になる日」と題した記事が載ってい

ました。

 

これによると、モノの値段は、人の行き来やモノ・サービスの貿易が活発に行われている下では、ある程度、

 

「同じモノは同じ値段」

 

になっていくとの考え方があるそうです。

(購買力平価説)

 

古典的な学説ですが、シンプルで直観的に理解しやすいこともあり、広く使われる考え方で、短期的には成立しなくても、長期的な方向を考えるには有益と考えられている。

 

これをビックマックの値段に当てはめると。

 

ニューヨーク:6.2ドル

東京    :500円

 

これが同じ値段になるはずだとすると。

 

1ドル=81円 (←500円÷6.2)

 

実際より、かなり円高ですね!

 

または、現時点の1ドル=150円との為替相場が変わらないとして、ニューヨークのビックマックの値段も変わらないとすると。

 

東京のビックマック=900円(6.2ドル×150円)

 

となります。

 

つまり、長期的には、

 

1ドル=81円の円高に向かうか、

 

東京のビックマックが900円になるか。

 

1ドル=81円にはなりそうもないので、

ビックマックが900円になっていくと予想します!

って内容の記事でした。

 

エコノミストにも書いてありましたが、実際には、色んな要素があり、世界で同じモノが同じ値段にはなっていないし、東京のビックマックが安いからと言ってニューヨークで食べるのを止めて東京で食べよう、とはなりません。

 

また、為替だけで調整したり、物価だけで調整する訳でもなく、両方で調整が進むというのが現実的なのでしょう。

 

エコノミストの記事は、そうではあるけれど、

 

【日本の物価はまだまだ上がるだろう】

 

という予想を購買力平価説を使って主張してみた、ということのようです。

 

まあ、実際にビックマックが900円になるかどうかは分かりませんが、もうしばらくはインフレが進みそうな感じではあります。

 

そんな大変な状況の中、家庭では何をすべきか?

 

これについては、以下の記事が参考になるとうれしいです。

  ↓

goodweatherx.hatenablog.com

 

 

今回は、ここまでです。

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