今回は、コンビニから雑誌が無くなろうとしていることについてです。
週刊エコノミスト(2023/12/19号)に記事が載っていました。
➢大手コンビニの1社は、2024年以降、店舗から雑誌コーナーを撤去・縮小する予定
➢雑誌の返品率は、月刊誌で45.8%、週刊誌で43.2%。売れ残った雑誌の返品作業は店舗の大きな負担
(食品は店舗で廃棄できる。)
➢物価上昇、トラックのドライバー不足(2024年問題)により、輸送費も高騰して、利益も上がりにくい。
➢このように、コンビニの雑誌コーナーは、売れない上に、店舗の負担が大きい。
➢コンビニから雑誌が無くなる日が現実になろうとしている。
そうなんですね!
講談社の情報サイトによれば、2002年には、雑誌の売上げは7%あって、当時、コンビニの花形だったそう。
それが、今や、雑誌は、コンビニの売上げの1%しかないそうです。
ほとんどあらゆる情報がネットで取れる状況の中、わざわざ手間とお金をかけて雑誌を購入するということが激減してきたのでしょう。
また、雑誌の値段も、今は週刊誌は500円代後半で、今後一気に700円程度への値上げも検討されているみたいです。
そうなると、益々、雑誌の売行きも落ちるので、コンビニでは、雑誌コーナーが無くなっていく方向にあるようです。
より利益の上がる、例えばプリペイドカードコーナーなどに置き換えられていくのでしょう。
そういえば、昔、コンビニに立ち寄って、少しだけ雑誌を開くのを楽しみにしていたのが、はるか昔のようです。
(今では、雑誌コーナーの雑誌もシールで読めないようになってますね。それに、元々立ち読みは、よくないことですね。)
今回は、ここまでです。