今回は、私立大学の学費値上げの波についてです。
朝日新聞の記事(2023/10/29)のポイントを紹介します。
・多くの大学では、物価や光熱水費の高騰によって経営状況の厳しさが増している。
・このため、大規模私立大学に値上げに踏み切る大学も相次いでいる。
・朝日新聞と河合塾の合同調査では、「全学で値上げ」・「一部の学部・学科で値上げ」したと回答した大学は、
ー2023年度:7%
ー2024年度:13%(私立大学に限ると、17%)
・早稲田大学
ー全授業でオンラインが可能な体制構築に投資した分として、2024年度から値上げ
(政治経済学部:約7万6千円増(→約129万円に))
(基幹理工学部::約14万円増(→約184万円に))
・慶応義塾大
ー2023年度に全学部で2~5万円値上げ
ー2024年度も3~6万円値上げを検討
・上智大
ー2023年度、24年度とも全学部で値上げ
・東京や関西の入学定員が「3千人以上」の大学に値上げする大学が目立った。
・調査のアドバイスをした共愛学園前橋国際大の大森学長は、「大規模大は学費の値上げをしても、全国から学生を集めることができる。地方大学の経営は一層厳しさを増すだろう。」
そうなんですね。。
早稲田の政経で129万円、基幹理工学部で184万円なんですか。
基幹理工学部に学部の4年間通ったとして、単純に計算をしてみると。
734万円(=184万円×4年)!
これ以外にも、入学金や大学生活に必要な費用もある訳で。
私大の学費、高いですね!
子どもの大学の学費は払うより仕方ないと思いつつ、その値段についてはあまり考えてませんでした。
高校時代までの学費や塾代を考えていればよい訳ではなくて、大学時代の授業料を念頭において計画しておく必要がありそうですね。
今回は、ここまでです。