おばばのブログ

2022年中高一貫校へ進学。大学受験(2028年)。東進スーパーエリートコース受講中

H3ロケット打上げ成功! 何がすごいのか?

今回は、H3ロケットが打上げに成功したことについてです。

(JAXAのHPより)

今日(2024/2/17)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が種子島からH3ロケットを打ち上げ、無事に成功したそうです!

 

朝日新聞の夕刊でも1面トップ記事を飾っています。

 

ロケットって、成功していることも多いようですが、今回の成功は大きく報道されているので、”何がすごいのか?”夕刊の記事を読み、ネットでも調べてみました。

 

そして、今回のH3ロケットは、国産の新型ロケットであることが分かりました。

 

今まで、良く「ロケット打上げ成功!」と聞いていたのは、現行の型式のロケットで、名前は「H2-A」だそうです。

 

H2-Aロケットは、2001年に初号機が打ち上げられました。

 

そして、H2-Aの強化型H2-Bを含めると、これまで57回中56回成功し、成功率は98.2%(2024年1月現在)

 

そして、そのH2-Aの開発開始は1996年に遡ります。

 

約30年前ですね。

 

その時の設計に基づいて、今のH2-Aのロケットの性能も決まっているし、1回約100億円の打上げ費用も決まっています。

 

ところが、30年前の設計は昔のものなので、構造も複雑であり、作り上げるのも高度な職人芸の組み合わせなのだそうです。

 

このため、製造も大変だし、値段も高くなっている。

 

そして、H2-Aの開発以来、かなりの時間が経過しているので、ロケット開発の経験を持っている技術者が高齢化。この方達が引退してしまうと、このままだと”日本が新しい次世代のロケットを開発できなくなってしまう”、といった状況だったそうです。

 

そこで、約10年前に、H2-Aの次の世代の新型ロケット、「H3」の開発が決定しました。

 

H3を開発することで、日本が国産ロケットを開発できる能力を維持・発展させることができる。

 

そして、併せて、複雑な構造をシンプルにして製造費を圧縮して、100億の打ち上げ費の大幅な削減を図ることにしたそうです。

 

そうやって、10年間にわたり、関係者の知識、技術、汗がつぎ込まれて、ついに初号機が完成!

 

ところが、そのH3初号機が、昨年3月、打上げに失敗してしまいます。

 

小惑星に着陸して、石を持ち帰り世界を驚かせた「はやぶさ」た「はやぶさ2」

 

日本の天気予報に大きく貢献している「ひまわり」

 

東日本大震災において被災地の状況を上空から撮像し、災害対応に役だったカメラ衛星

 

自衛隊の通信を担う通信衛星

 

このような沢山の重要な人工衛星を、今後も日本のために打ち上げる役割を背負って開発された、新型のH3ロケットの打ち上げが失敗して、海の藻屑になってしまったのです。

 

日本の宇宙開発の将来はどうなっていくのか?

 

新型ロケットH3がうまくいかないならば、将来、重要な人工衛星を日本が国産ロケットで打ち上げられなくなるのです。

 

関係者は、そんなプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、歯をくいしばって、初号機の失敗の原因究明、対策を重ねてきました。

 

そして、約1年後の今日、ついにH3ロケット2号機が打ち上げに成功したのです。

 

「日本の技術力を世界に示した」といっていいと思います。

 

そういえば、先月1/20には、H2-Aロケットから打ち上げられた「SLIM(スリム)」という名前の宇宙機が、世界で5番目に月面着陸に成功しました。

 

そして、これは目標地点から55mの場所に着陸を成功させるといった、世界初の高精度を達成したんだそうです!

 

やっぱり、「日本の技術力、底力は、すごいんだ!」と改めて嬉しくなりました。

 

ロケットや宇宙機のみならず、日本の力は、これからまだまだ素晴らしいことを達成するポテンシャルを持っているはずです。

 

最近、日本が衰退していくとか、明るい将来は見込めないなどどいった暗い話、他人の行っていることの批判のための批判、これらが、マスコミや社会全体、SNSでも幅を利かせているように思います。

 

そんな風潮が実際に日本を暗くしている面があるのではないでしょうか。

 

それよりも、日本の強み、良い所に注目して、前向きな社会になってけば、日本本来の力を発揮することができて、GDPのみでは表現できない、素晴らしい将来の日本がやってくるのではないか、という気がしています。

 

今回は、ここまでです。

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