今回は、「クロネコ」が空に進出したことについてです。
(©ヤマト運輸)
「クロネコ」とは、言わずと知れた「クロネコヤマト宅急便」です。
宅急便は、通常は、トラックで陸上の道路を走って荷物を運搬する訳ですが、今年4月半ばに「クロネコ」が、初めて空に進出したそうです。
朝日新聞(2024/5/7)に記事が載っていましたので、紹介します。
・4月半ばの早朝、成田空港から1機の貨物専用の飛行機が離陸。機体には、トラックで見慣れた「クロネコ」のマークがあった。
・「クロネコ」のヤマトが初めて導入した飛行機だ。
・ヤマトは、3機をリースして、JAL子会社のLCC、スプリング・ジャパンに運航を委託。成田、羽田、新千歳、北九州、那覇の各空港を結ぶ。
・「2024年問題」として知られるように、トラック運転手の残業規制が始まって、配送時間に余裕を持たせる動きがある。一方で、速配のニーズは根強いので、航空機を導入した。
・ヤマトによると「宅配便は航空機輸送を併用するが世界では一般的となっている」
・課題は、コストの高さ
・また、ANAは、航空機による貨物配送の運賃を下げる料金設定を、昼間限定で開始。航空貨物は、早朝と夜間が多く、昼の旅客便の床下は大半が使われていなかったので、このスペースを活用した。
・更に、過疎地では、ドローンの活用したサービスをエアロネクストが始めている。
こんな記事でした。
「クロネコ」が空を飛ぶ時代になったんですね!
トラック運転手の残業を減らさないといけなくなった中で、早く配達するニーズに対応するために航空機を導入したそうです。
それでもコストは高いとの課題があるとのことで、記事にもあるように、安全性を確保した上で、「ドローン」にも期待がかかりますね!
「クロネコ」マークのドローンや、「飛脚」マークのドローンが空を舞う日も近づいているのかもしれません。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)が一般的になって、今年から日本版Uberも開始されたのですから、宅配便Uberのようなビジネスを解禁してもよいような気がしました。
すきま時間や週末を利用して、小遣いを稼ぎたい方々は、まだまだいるでしょうから、宅配便Uberのビジネスが成功する可能性は十分あるのではないでしょうか。
今回は、ここまでです。