今回は、先週末(2024/8/2)から今週にかけての日本株暴落について、新聞、そして、ホリエモンは、どのような意見なのか、についてです。
先週末の8/2(金)は、日経平均株価が2200円の大きな下落でした。
更に、翌営業日の8/5(月)は、4451円の史上最大の暴落を記録
(8/6(火)は、少し戻して、3200円値上がりで、終値3万4675円)
この日本株暴落について、朝日新聞(2024/8/6)では、次のような意見を紹介しています。
(瀬良礼子氏(三井住友信託銀行))
・株価下落を好機と捉えようとする投資家にとっても、「まだまだ下がる」との心理が働き、落ちてくるナイフをなかなかつかめない状況
・これまでの株価上昇を全否定するようなことが起こった訳ではない
(市川雅浩氏(三井住友DSアセットマネジメント))
・株価は上昇トレンドの中にある。過度に悲観する必要はない。
・ただ、日本株にとっては、米国の景気不安、米株安、円高の「トリプルパンチ」に、国内企業の業績下振れ懸念が加わった状況
といった内容でした。
それぞれ、妥当な指摘や意見なのでしょうが、お二人とも、
「株価は上がっていくかもしれないし、まだ下がるかもしれない」
という意見ですね。
これも、当たり前かもしれません。
株価は上がっていくか、まだ下がるのか、誰にも分からないので、両方の可能性がある中で、それぞれに影響のありそうな事実関係などに言及した意見となっています。
けれども、このような場面で、”結局どうしたらいいのか”については、良く分かりませんね。
もちろん、新聞が取材した専門家にとっても、「具体的に何をしたらいいか」について発言すると責任問題にもなりかねないので、言いにくいのでしょう。
それでは、ホリエモンの意見はどのようなものでしょうか。
ホリエモンのYoutubeを見てみると、ポイントは、次のような内容でした。
・暴落の大きな原因は2つ
・一つは、恐怖心からくる連鎖売りが、SNSの普及によって拡大した。
・もう一つは、信用取引(株を借りることで、自分の手持ち資金より大きな額で行う取引)によるもの。信用取引をしている人の株が大きく下がり、損失を埋める追加資金投入(いわゆる「追証」)が支払えなくなったため、証券会社に強制的に株を処分売りされてしまう状況が多発。このため、売りが大きくなって、更に株価が下落。
・この先は、急騰するのか、急落するのか、読めない。
・ブラックマンデー、リーマンショックのような例もあるし、今回の暴落のようなことも長い間には発生するもの。
・普通の人が株で勝つには、長期で保有すること。
・今回の下落に恐怖に慄いているかもしれないが、このような暴落は起こり得るとの前提で、冷静になって、慌てて売らずに長く保有するのが良い。
このような意見でした。
今後、「株が上がるか下がるかは不明」との部分は、新聞の専門家と同じ内容ですが、
【それでは、どうすればいいか】
について、明確に発言してます。
これは、組織の所属する訳でもなく、誰に忖度する必要もないホリエモンの強みですね。
結局どうすればいいのかというと。
【暴落は起こることはあるが、慌てて売らずに冷静になって、長期保有する】
ということらしいです。
ちなみに、おばばは”おじじ”と相談しながら、おばば家として株にも投資をしています。
ちなみに、今回の暴落は、買い増し時かとも思ったのですが、買い増をする思い切りと資金がなかったので、買い増せませんでした。
そして、元々、長期保有が前提だったのですが、ホリエモンの意見にも心を強くして、引き続き、長い間持ち続けようと思いました、
今回は、ここまでです。