灘中学・高校の海保校長のインタビューで、受験生へのメッセージについて朝日新聞に掲載(2022/12/3)されていましたのでポイントを紹介します。
海保雅一校長は、1958年兵庫県生まれ。京都大学経済学部卒業後、兵庫県県立高校の英語教諭、そして、灘中高で英語教諭、教頭を経て、2022年春から校長を務められているとのこと。
メッセージは、「非認知能力を養って」!
具体的には、小学校低学年までに、
・色々な場所へのお出かけや自然体験
・家庭内での手伝いや料理
・集団での活動への参加
なりで、「好奇心・探求心」を育み、テストでは測れない人間力、社会性といった「非認知能力」を養ってほしい、そうです。
そして、非認知能力を伸ばす環境として、灘中高では、充実した図書館(約8万冊)を活用したり、中には音楽をたしなむ生徒も多いのだそう。
もちろん、進路保障の努力も。1学年8人の先生が、学年持ち上がりで6年間教え、国数英はほぼ一人の先生が教えることで、クラス間の指導内容にばらつきがないとのことでもあります。
以上が、海保校長のメッセージのポイントでした。
さて、超難関校の長先生のインタビューでは、期待する受験生像として、どの方も、灘の海保校長と似たような内容を離すことが多い気がします。
その理由について考えてみたのが、次の記事です。
こちらも、ご参考下さい。
今回は、ここまでです。