今回は、「ブロッコリー」が指定野菜になることについてです。
TBSニュースや産経新聞によると。(2024/1/23)
➢農林水産省は、2026年度から「ブロッコリー」を指定野菜にすることを決めた。
➢現在の指定野菜は、じゃがいも、トマトなど14品目
➢指定野菜の追加は、1974年のじゃがいも以来、約50年ぶり
➢野菜全体の出荷量が減少する中で、「ブロッコリー」の出荷量は10年前と比較すると約30%増加している。
なるほど!
50年ぶりと聞くと、何かすごいことのようにも聞こえます。
ところで、”指定野菜”になると、何が変わるのでしょうか?
農林水産省のHPの説明をまとめると。
➢「指定野菜」=野菜のうち、特に消費量の多いものを国が指定して、指定された野菜の出荷の安定を図る
➢例えば、「指定野菜」が豊作になって値段が下がって農家の収入が減少した場合でも、来年も作ってくれるように、農家に補助金を出したりする
このため、「指定野菜」になると、流通量や価格が安定しやすくなる訳ですね!
そういえば、おばばは、子どもの頃はブロッコリーがとても苦手でしたが、大人になって美味しく食べられるようになりました。
当時、周りの子どもも、「ブロッコリー」嫌いが多かったのを記憶してます。
それから、以前、芸能人が自分の非常に苦手な食べ物を含む5品目の食べ物を食べて、その芸能人の表情を見て、5品目のうち何が嫌いな食べ物かを当てる、っていうテレビ番組がありましたが、
「ブロッコリー」は、そのテレビ番組のレギュラー食品として、良く出てきてたりしました。
そんな頃からすると、近年は「ブロッコリー」の人気が上昇しているのですね。
もしかしたら、品種改良が進んで、昔より格段に美味しくなってるのかもしれません。
あと、昔はスーパーで目にすることがなかったブロッコリーの近縁種である「ロマネスコ」も見かけるようになりました。
「ロマネスコ」は、見た目ではブロッコリーより”おしゃれ”で、味も、よりクセ少なく上品なように思います。
ところで、「ブロッコリー」は栄養面でもすごいそうです。
(農畜産業振興機構HPより)
➢西洋では、「栄養宝石の冠」とも呼ばれる
➢ビタミンC(100g食べれば1日の必要量をとれる)
➢目の疲労や発がん抑制に効果のあるカロテン
➢貧血予防に役立つ、鉄分や葉酸
➢カルシウムと、カルシウムを取り入れやすくするビタミンK
などが入っているそうで、子どもがブロッコリーを好きな場合、受験期に食べるのも良さそうですね。
今回は、ここまでです。