おばばのブログ

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次の ”総理大臣” は誰になるのか?

今回は、次の総理大臣は誰になるのか? についてです。

 

今日(2024/8/24)、岸田総理が記者会見を開いて、次の自民党総裁選には出馬しないことを明らかにしました。

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突然のことで、びっくりしましたね!

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現在、自民党が第1党なので、自民党総裁が総理大臣になることを考えると、次の自民党総裁選に勝利した方が、次の総理大臣にもなる訳です。

 

それでは、自民党総裁選はいつ行われるのでしょうか?

 

NHK(2024/8/5)によると、9/20~9/29の間に実施されることになっていて、8/20に具体的な日程を決める予定だそうです。

 

こうなると、次の総理大臣が誰になるのか、関心が出てきますね。

 

これまで、色々な報道を読む中で、候補として名前が出てきた方は、こんな感じです。

(敬称略、順不同。この他の方も候補として話題になっているかもしれません。また、この中で、実際に立候補する方もされない方も出てくると思います。)

 

・石破茂

・河野太郎

・茂木敏充

・菅義偉

・高市早苗

・小泉進次郎

・上川陽子

・小林鷹之

・林芳正

・福田達夫

 

(この記事を書いた8/14以降には、斉藤健、野田川聖子、加藤勝信といった方も報道されておりました。)

 

おそらく、この中のどなたかになりそうですが、今回は、衆目の一致する候補者がいる訳でもないようで、なかなか予想するのが難しそうです。

 

そこで、まずは、影響の大きそうな要因を考えてみます。

 

自民党総裁選は、自民党の国会議員の票(一人一票)と、それと同数の自民党員・党友票を元に、過半数で決まるそうです。

 

自民党HPでは、衆議院議員254名、参議院議員115名となっているので、合計369票の国会議員票と、それから、自民党員(昨年末は約109万人)などの党員党友票(国会議員票と同数になるように換算)の投票になるのですね。

 

また、衆議院議員の任期は4年なので、来年秋までには衆議院の選挙がありますし、万一解散となると、もっと早く選挙が行われます

 

議員は、「当選しなければ、ただの人」なので、選挙の顔となる自民党総裁は、自分の当選のためには、世の中の人気を集めることのできる人である必要があります。

 

そして、党員党友票も、世の中の人気に大きく左右されるそう。

 

となると、自民党総裁選で票を集めて当選するためには、

 

・自民党の国会議員の支持

・世論(世の中の支持)

 

が重要になりそうです。

 

さて、今の自民党の支持率が低い大きな原因は、自民党のいわゆる裏金問題ですね。

 

そこから生まれ変わる姿勢を見せて、世の中の支持を得たいと思えば、旧来の自民党のイメージを払しょくすることが求められるのではないでしょうか。

 

そうすると、岸田総理の前の”菅元総理”を担ぐのは少し難しそうです。

 

高市早苗さんは、安倍元総理の保守本流を受け継ぐことが旗頭のようですが、これは、無党派層からすると、非常に人気を集めることのできる主義主張ではない面もあり、世の中の多数の支持を集めるのは簡単ではなさそうです。

 

茂木敏充さんは、幹事長、外務大臣など、豊富な経験を持っています。また、トランプ氏に「タフネゴシエーター」といわせたように、高い能力をお持ちのようです。一方で、世の中での知名度や支持派が広がっている訳でもなさそう。

 

林芳正さんは、官房長官として顔を知られていますし、外務大臣、農林水産大臣、文部科学大臣といった豊富な経験があります。

 

福田達夫さんは、能力が高そうだけれども、世の中での知名度や支持が広がっている訳ではなさそうに見えます。

 

こんな風に、”世の中の支持”の点から考えて、候補を絞ると次のような感じかも。

 

・石破茂

・河野太郎

・林芳正

・小泉進次郎

・上川陽子

・小林鷹之

 

この中では、小林鷹之さんの知名度は高くなさそうですが、最近は、注目の若手として、報道されることが増えているようです、

 

更に、世論に加えて、自民党の国会議員の支持を集められるか、については、どうでしょうか。

 

石破さんは、次期総理候補の世論調査では、常に上位に位置しています。

 

けれども、以前に、自民党を出て新進党に移り、また、自民党に戻ってきたなど、世論の動向を元に自民を裏切ったイメージが払しょくしきれていないかもしれない点が、議員票集めに影響があるかもしれません。

 

河野太郎さんも、世の中の人気は高かったのですが、マイナンバーを担当する中、マイナンバー反対派からの支持をどれ位集めることができるのでしょうか。また、前回の自民党総裁選は、国会議員の間の支持に課題があったようですが、それを、これまでの間にどれだけ解決できたかがポイントかも、です。

 

小泉進次郎さんは、人気は高いのですが、マスコミに、「進次郎構文」とか「(温暖化は)セクシーじゃない」とか報道されて、少し可哀そうですね。いずれにしても、環境大臣の経験はあるものの、総理大臣にふさわしいとしての実績が十二分とは言い難いで、議員票を集めて自民党総裁になるには、もう少し、実力と経験を蓄積する必要がありそうです。

 

上川陽子さんも、女性間の人気は高そうです。それでも、こちらも、外務大臣ではありますが、自民党総裁としての実績や経験からすると十二分ではない面もあり、議員票を集められるかどうか。

 

小林鷹之さんは、経済安全保障担当大臣の経験はあるものの、こちらも、自民党総裁として支持されるだけの議員としての実績が十二分ではないようにも思います。一方で、新鮮で爽やかなイメージもあり、世の中の人気が出てもおかしくなさそうではありますが。

 

このように考えてみると、「この方ではないでしょうか!」といった決定打に欠ける感がありますね。

 

それでも、現時点での自分のごく個人的な感触ですが、

 

本命、対抗馬、そして、ダークホース

 

の3名を予想したいと思います。

 

【本命】

河野太郎さん:世の中の人気は高い。派閥を解散していない麻生派を離脱して、立候補すれば世の中の支持は得られる可能性あり。外務大臣、防衛大臣など多くの大臣を経験。総裁選の経験者もある。

 

【対抗馬】

林芳正さん:世の中の人気は高い石破さんが対抗馬かとも思いましたが、裏切者のイメージの中、どこまで国会議員の支持を得られるかということもあります。官房長官を経験して知名度を上げ、外務大臣、農林水産大臣、文部科学大臣の経験もあるので、林芳正さんが対抗馬だと思いました。

 

【ダークホース】

小林鷹之さん:知名度は高くない。今回立候補して、それを機に旋風を巻き起こすような人気を獲得できれば、もしかしたら、まあまあ票を集めるかも。今回の当選は難しいと思いますが、健闘すれば、将来のチャンスに結び付くかもしれません。

 

今回は、ここまでです。

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