おばばのブログ

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iPhone部品の日本のシェアとiPhoneを米国で作った場合の価格!

今回は、iPhoneでの日本のシェアと米国で作った場合の価格についてです。

朝日新聞(2025/6/12)に記事が載っていましたので、紹介します。

 

〇最大規模のiPhone工場は、中国は北京の南約700kmにある江南省鄭州市にある。米メディアによると、iPhoneは8割は中国で作られ、2割はインドで作られる。

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〇だが、トランプ大統領がアップルにiPhoneの米国での生産を迫った。

 

〇iPhoneは約2300点の部品でできている。そのうち、価格ベースで約35%を占めるのが、上位から順に、プロセッサー(TSMC)、ディスプレイ(サムスン)、カメラ(ソニー等)。

 

〇それ以外の部品の供給拠点も合わせると、ドイツやモロッコなど20カ国以上

 

〇東京の調査会社(フォーマルハウト・テクノ・ソリューション)によると、色々な国の供給網が入り組んだiPhoneのような電子部品は、トランプ関税の影響を一番受ける。

 

〇同社の柏原CEOの試算では、最新の「16pro」(128GB)の製造原価コストは約8万2千円で、米国ではこの1.76倍の価格(=999ドル)で売られている。

 

〇また、カナダの分析企業(テックインサイツ)の試算では、iPhoneを米国で組み立てた場合、価格は約50万円を超える。

 

〇ちなみに、約2300の部品のうち、点数だけで見ると半分以上が日本製。しかし、ソニーのカメラ向け半導体などを除けば、大半は1円以下の利幅の部品だという。

 

〇そして、金額ベースでみると、日本製は1割を切る、という(初代iPhoneは、金額ベースで3~4割が日本製)。

 

こんな内容でした。

 

そうなんですね!

 

iPhone1台50万円となると全く売れなくなるでしょうから、いくらトランプ大統領が大声を出しても、米国生産は実現しないのでしょう。

 

それはともかく、日本製品のシェアが金額ベースで1割を切っているというのは、残念な気持ちです。

 

半導体生産に不可欠な高度な技術の中には、まだまだ日本が持っているものもある(例えば、フォトレジスト(日本のシェア9割))とも聞きますが、日本も更に、光半導体の技術などで世界を席巻する技術を生み出していけるといいですね。

 

今回は、ここまでです。

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